【千葉県印旛郡栄町の空き家を買取り】
千葉県印旛郡栄町の空き家を買取りしました。所有者様が老人施設に入居されているため、家庭裁判所が選任した福祉団体が代理人となって当社に依頼されてきた事例です。
ご高齢になって要介護の状態になってくると所有者単独では不動産を売ることが出来なくなる場合があることは最近よく知られてきたように感じています。今回の不動産取引はまさにそんな事例の一つです。
代理人を務めている福祉団体としては依頼者本人のためにベストを尽くす使命があります。その使命を果たすためにいくつもの不動産会社に価格査定を依頼したそうです。当社はその査定依頼を初期の頃に受けて価格提示したため“そんなに安い査定なのか、、”と思われたようなのですが、その後に数社の査定を受けてみて当社の査定価格が最も好条件だったということになり、当社が買取りをさせていただくことになりました。
今回の印旛郡栄町の空き家は、栄町の中でも栄町安食にあり、その安食の中でも都市計画法上“市街化調整区域”という区域にある空き家です。
この市街化調整区域は建物の建築が禁止されていて、建築する場合は都市計画法の許可を取得する必要があります。ここでは詳しい説明を省きますが、売却に際しては、建物の建築が可能な“市街化区域”にある空き家に比べて難しくなる傾向があります。
とは言え、とは言えでありまして、市街化調整区域だから売れないとうことはなく、市街化調整区域にある空き家ならではの魅力があり、その特徴を魅力と感じる人たちが居るケースがあります。
不動産会社の中でも、実際にその地域を地元・主な商圏として頻繁に不動産売買・賃貸を繰り返しているような不動産会社であれば、
『この立地なら◯◯なタイプの人が買うはず!』
『この物件の弱点は◯◯を好む人にはむしろセールスポイントになるぞ!』
というように経験から売れる路線が読めるものです。
当社、スマイル・リンク株式会社にとって千葉県印旛郡栄町は会社がある千葉県成田市と並ぶ最重要商圏であり、もっとも多く取引をしている地域です。査定のために物件を拝見した時に、どんなタイプの人がいくらなら購入するのか、それな向けてどんな営業をすべきなのかすぐに分かりました。
今回の栄町安食の空き家も周囲に家がない立地環境であり、素敵な広い庭と、重厚な和風住宅であり、とても魅力的な物件でした。
そんな物件の魅力もありまして、販売開始後1週間でご成約となりました。