こんにちは。
成田の不動産屋スマイル・リンク㈱の川邉です。
長年他社さんに依頼していて売れなかったという土地の売却を
ご依頼いただいてから3ヶ月で販売することができました!
成田市、富里市、神崎町、印旛郡栄町、多古町、、
郊外の土地や中古住宅を販売するためには地道な販売活動が
必要です。街中の物件に比べてインターネット広告の効果が
得にくいですね。
今回の土地も近所の人たちに歩いて声をかけて回って購入者の
方に出会うことができました。
なかなか売れない物件は、そもそも値段が高すぎるというケースが
多いのですが、値段を下げる前にキチンと近所の人たちに物件の
存在を広告することが大切です。
「不動産の購入者はごく近所に住んでいるケースが多いですよ」
というと意外に感じられる売主さんが多いですが、
本当に多くの場合、不動産の購入者は近所に住んでいる方です。
その購入動機は、例えば、
☆駐車場用地として買っておこうと思った(近所の土地を購入)
☆普段は家財道具を保管する場所として、たまに遠方の親戚が来たときの
宿泊所として購入します(近所の中古住宅を購入)
☆今度娘が結婚するので、アパートに入居させるなら近所で住まいを用意
しておいてあげようと思って(ご両親が結婚される娘さんのための近所の中古住宅を購入)
☆そのうち田舎の母を迎えたいのですが、今の部屋に同居するのはきついので
もう1部屋購入しておきたい(今住んでいる分譲マンション内の他の部屋を購入)
というようなものが多いです。なんとなく想像つきますでしょう?
それから、最後に大事なコツをもう1つ。
近所の人に不動産情報を知らせたいと思っても
「買ってくれませんか?」
という話の仕方をしてはいけません。
まず、キチンと価格とその他の条件を決めてから
「こういう形で売ることにしました。今後物件を見に来る人が
出てくると思いますので、お騒がせして申し訳有りませんがご容赦ください」
と挨拶するついでに紹介用図面をお渡しする、というのが綺麗なやり方です。
それだけ伝えておけば、買う気がある人は必ず
「え?売るの??ちょ、ちょっと待ってください!」
というように言ってこられます。もしくは、後日電話してきてくれたりします。
このようにしないで
「買ってください」とこちらからお願いしてしまうと、
売主さんがお願いする側、買主さんが検討してやる側というように
立場に差が付いてしまうのです。
また、その方が検討するといってくれた場合に、その検討を待たなくてはならなく
なってしまいます。それでは時間が勿体無いです。仮にその間に他の人が
購入希望者として出てきたときに、最初に声をかけた方に断りを入れに
行かなければならなくなり、感情的なしこりを残してしまう恐れが有ります。
また、「買ってください」と申し入れをするのであれば、きちんと条件を
固めてから話をしないとまとまる話もまとまらなくなってしまいます。
価格や条件をうやむやにしたまま話を進めるというのは非常に難しいです。
特に当事者同士でこれをやると疑心暗鬼になったりして駄目ですね。
不動産を売るときには、
常に「いつ売れるのかわからない」という状態にしておくことが基本ですから、
多くの方に満遍なくお声をかけて、物件を気にいってくれた方の中から
一番最初に契約日を決めてくれる方と契約をするというスタンスを貫くことが
大切です。売主さんの物件も常に買主さんから比較されているわけですから、
売主さんも常に買主さんを比較して「条件の良い方と契約します」という
スタンスを貫くようにしたいものです。
私は、このような関係が、売主さん、買主さんにとってお互いにフェアな
取引関係にあると考えていますし、この感覚をブレないで持ち続けていると、
結果的に売主さん、買主さんの双方にとって良い取引となります。
スマイル・リンク株式会社
宅地建物取引士・2級FP技能士
川邉 雅信(かわべ まさのぶ)
〒286-0033
千葉県成田市不動ヶ岡1109-4
【受付】0120-456-816
TEL0476-20-3306・FAX0476-22-4406
Mail: mkawabe@smile-link.co.jp
HP : http://www.smile-link.co.jp/
~「次回も利用したい!」と評価される会社を目指して~