身寄りのない人の後見人を務めている（一社）Aiシステムさんのお手伝いをしています。今日はその依頼で、健康を害して入院しているお年寄りのご自宅の売却手配のために千葉市まで行ってきましたが、驚きのゴミ屋敷でした。。
こんにちは。
成田の不動産屋、スマイル・リンク（株）の川邉です。
今日もあれこれと忙しかったのですが、急遽、千葉市までクルマを飛ばして行ってきました。
身寄りのないお年寄りや障がい者の支援をしたり後見人を務めたりしているAiシステムさんという団体の依頼を受けて、入院中のお年寄りのご自宅を売却する手配をするためです。
不動産を所有していると生活保護を受けることができない
今回サポートするお年寄りは体を壊して緊急入院された方で、生活保護を受けなくては入院費も支払えない状況になっているそうなのですが、不動産を所有している場合は原則として生活保護を受けられないのです。そのため、もう自宅で一人暮らしをすることができる状態ではないので、速やかにご自宅を売却して入院費や施設への入居費に充当しようということになりました。
そこでご自宅を訪問してみたのですが、ものすごいゴミ屋敷でした。
私も色々とゴミ屋敷を見てきましたが、悪臭のレベルが過去最大でした。
建物の建築年数も30年以上経過していて、この傷み具合ではとても買い手は現れないでしょう。大げさではなく、室内に入るのが怖いレベルです。室内にいると気が狂いそうになります。家から出たら速攻で風呂屋に行きたい衝動に駆られます。
それでは建物を解体して更地にすれば良いのでは？と思うかもしれませんが、
土地が接する道路に難があるため一旦建物を解体してしまうと再建築しにくいという土地なのです。だから更地にしてしまったら益々売却困難になってしまうでしょう。
それではどうするか？？
一旦当社が買い取って整備して売却益を還元する
Aiシステムさんとも相談した結果、一旦当社が買い取って、ゴミ処理他の整備をして人が住める状態にしたうえで売却をし、そこで利益が出たら所有者の方に還元しようということに決まりました。
しかし、これは難しい案件だと思っています。
ゴミ処理して、ある程度人が住める状態にリフォームをしたとして、それにかけた費用が回収できるかできないか微妙なところです。
損失出してしまったらうちが被るしかないからなー。。
簡単な案件だったらうちが絡む必要も無いし、なんとか頑張って利益出して所有者のお爺さんにお金を届けられるように頑張ります。
ちなみに、この物件のお隣さんは悪臭を放つゴミ屋敷が片付きそうな状況なので嬉しそうでした。本当にこんな家がお隣だったら嫌ですよね。
スマイル・リンク株式会社
宅地建物取引士・2級FP技能士
川邉 雅信（かわべ まさのぶ）
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