こんにちは。スマイル・リンク(株)の川邉です。
今日は1日の半分くらい相続のもめ事対応に追われました。
もちろん、私が揉めているわけではなく、揉め事仲裁を務めています。
相続人たちに電話をすると高齢者の方は詐欺の電話がかかってきたのかと疑う人が多く、声色から警戒心がビンビンと伝わってきます。
それで用心深くこちらの話を聞いてくれるなら良いのですが、とにかく自分には関係ない、話など聞きたくないと大騒ぎをしたうえで電話を切ってしまう人もいます。
成田市近辺に住んでいれば会いに行くのですが、関東以外の地域に住んでいる方には簡単には会いに行くことができません。
本当に困ってしまいます。
今解決のお手伝いをしている案件は、相続人たちの多くが自分に相続権があったとは知らない案件です。だから、皆さん、詐欺ではないかと疑うのでしょうね。
しかし、そういう相続の対象になる不動産を仕方なしに1人で管理して固定資産税を支払ってきた方も居るんです。その人が費やしてきた費用は相続財産を売却した中から支払ってあげてほしいと思っていますが、さて、最終的にはどこでまとまるものでしょうか。。全力で頑張ってみます。
大体、事件や事故というものに見舞われると
「まさか、自分がこんな目に遭うとは思わなかった。。」
という人が多いですが、相続のもめ事もそんな事件の１つだと思います。
ちょっとでも疑問に思うこと、嫌な予感がすることがあれば
相続に詳しい不動産屋、司法書士等に電話して聞いてみるとか、
市役所の市民相談に行ってみるとかしてはいかがでしょうか。
最後に、相続のもめ事の最初の1発目のミスとしてしばしば診られる事例を紹介しますね。
＜相続のもめ事を招くやってはいけないこと＞
☆相続登記を放置する
☆納得行かないのにハンコを押す
☆法定相続分以上の持ち分を当然自分は受けられると思い込む
「こんなバカなことしないよ！」
と思うかもしれませんが、相続で揉めているそもそもの原因としてありがちな話です。
スマイル・リンク株式会社
宅地建物取引士・2級FP技能士
川邉 雅信（かわべ まさのぶ）
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